怒鳴るおっさんは必要悪
どーも。必要悪すてっぴぃです。
今回は必要悪ってあるんだというお話。
辞書を引用すると。。。
必要悪とは道徳的、法律的には悪いことであり社会的にマイナス効果があるが、それがなかった場合により大きなマイナスがある時に存在を肯定される悪のことである。
だそうです。
名古屋で暮らしていると車の運転、歩行者、お店の店員に「あ”?」と思うことが多々あります。
名古屋で無礼な出来事が多い原因を、怒鳴るおっさんの観点から解説していきます。
怒鳴るおっさん
関西人にはごく一部ですが、お店などで怒鳴るおっさんいらっしゃいます。
私の親戚にも、アル中でこういう方がおられます。
もう「普通に言えばいいのに」とか「そのくらい流しとけや」と思うんですが、どうにも我慢ができないようです。
私も関西人ですが、こういう怒鳴る人は大嫌いでございます。
名古屋にはいない
名古屋にはこういった直接相手に怒鳴るようなおっさんはいません。
怒鳴るおっさんがいないのは、一見おだやかで平和に見えます。
いても人に対して何か言うのではなく、事後にブツブツひとりで言っているケースが多い。
滅多にないですが怒るときは、怒りなれてないので小学生のように、テンションだけ上がっちゃって何言ってるか分からない感じになります。
マナー向上に役立っている
私は名古屋に来るまでは怒鳴るおっさんなんて、ただ気分が悪いだけで何の役にも立たないと思っておりました。
しかし名古屋の無法状態を見ておりますと、この怒鳴るおっさんが意外にも、マナー向上に役立っていると考えるようになりました。
関西の怒鳴るおっさん、考えてみたら結構まともなこと言ってるんですよ。
「なんやその態度は?」とか「どこ見て運転しとんねん!」とか。
名古屋では店員が適当なことをやっても怒鳴られたりする心配がない。
名古屋走りをしてても怒鳴られたり、ケンカになったりしない。(関西でやったら、そこらじゅうでケンカになりそうですよ。)
名古屋の「あ”?」の原因はいろいろありますが、この怒鳴るおっさん、つっこむおっさんがいないのは、無礼のひとつの原因だと思います。
私の経験から
たくさんありますが関西であった、私の印象的な事例を少しだけご紹介。
そこには無礼者がいなくなる仕組みが存在します。
料金所の職員
学生の頃、高速道路を清掃するバイトをしておりました。
まだETCが復旧しきってない時代です。
まあ、料金所の職員なんて無愛想ですよ。半分公務員みたいなもんだし。
阪神高速の料金所近くを清掃してたんですが、右翼の街宣車がやってきました。
料金所のおっさんが無愛想だったのか、その街宣車は「ありがとうくらい言わんかい!!お客様は神様やぞボケ~!!!」とスピーカーで怒鳴りながら走っていきました。
もうこの職員、ブルちゃって、もう二度となめたマネしないですよね。
タバコを買う
私のアル中の親戚がコンビニでタバコを買おうとしていました。
アル中「セッタ(セブンスターの略)ちょうだい!」
店員「セッタってなんですか?」
アル中「セブンスターやがな。なんで店員がセッタ知らんねん!」
少し語気を強めてナチュラルなツッコミ。
最後の「なんで店員がセッタ知らんねん。」が完全に余分でなかなか乱暴だと思いますが、店員はこれを言われたことで、自分のおこないを見つめたり、良くも悪くも社会勉強をするんです。
まとめ
というわけで私は勝手に怒鳴るおっさんを必要悪に認定いたします。
おめでとうございます。
こうした必要悪が社会に少しでも潜んでると、なかなか乱暴なことはできないものです。
私はワンクッション置いて、度を越しているときだけつっこむようにしておりますが、それでも名古屋ではつっこむ回数が多くて疲れちゃいます。
名古屋はイキってる人多いんだから、こういうところでがんばってもらいたいと思います。
ではー。