名古屋飛ばし(1)お店
どーも。飛ばさないでください。すてっぴぃです。
名古屋では有名なお店ができるのが遅かったり、コンサートやライブなどのイベントが名古屋だけ開催されなかったり、人口も多くて立派な都市なのに、寂しい思いをすることが多々あります。
いわゆる「名古屋飛ばし」といわれるものなんですが、すべての原因をひっくるめて一言で言ってしまえば商売が成立しないってことです。
人口も多く、街もしっかり整備されているのになぜこの「名古屋飛ばし」がおこってしまうのか?
原因を解説していきたいと思います。今回はお店編です。
お店ができるのが遅い
名古屋にも日本初上陸から10年以上も遅れて、ようやくIKEAができました。
相変わらずネタがないので、テレビなどのメディアは大騒ぎです。
このように名古屋では有名チェーン店などの出店が遅れます。
名古屋の人は目が肥えていて厳しいとか言いますが、そんなことはないない。
原因は以下のような感じだと思います。
びびって入ってこない
名古屋では人と接するのを極力避けようとしますから、狭い店、知らない店、店員との距離の近い店にはなかなか人が入りたがりません。
シンプルに店員(人)がこわいんです。
都会にできる先進的な店は路面店がほとんどです。
先進的な店はブランドを高めたいという意識もありますので、宣伝効果や存在価値が薄れてしまうデパートやショッピングモールにいきなりは入らないものです。
これが名古屋人は路面店にはビビッて入ってきませんから、気軽には出店できないんです。
デパートの1階に出店しておいて「路面店風の○○がオープン!」みたいな路面が良いのか悪いのか、意味不明のキャッチコピーまで見かけます。
主体性がない
名古屋の人は、人の意見や目を過剰に気にするところがあります。
「この店いいよ!」と軽く言って、否定的な反応が返ってくるのがこわいんです。
関西人のように辺りかまわず「この店、めっちゃええねん!」的なことは言えません。
よって周りの評価が良くないと「この店いいよ!」とは言えないのです。
この自信を持って発言できない気質がかなり根深くて、名古屋からブームが沸き上がってくることはほとんどありません。
上から目線
なぜか知らない店に入ると緊張しながら「オレッちが見てやるよ~。」みたいな感じで上から目線です。(特に男に多い。)
中学生がイキがってお高いお店にはじめて入る感覚に近いです。
もちろんこんなイキがってる人に物の良し悪しなんて分かりませんから、どんなに良いお店でも名前が売れてないとバカにされちゃうわけです。
逆に名前の売れている店や、聞いたことのある名前の店には「ここが最高なんだよ~。」と手のひらを返したように、知ったか崇拝をはじめます。
H&Mなどが良い例で、少し考えたらただのファストファッションなのに、できた当初は「ありがたや~。ありがたや~。」と過剰に食いついてしまいます。
この記事を書いている2017年12月現在はIKEAがこの状態です。
IKEAが少しこじゃれた家具屋程度の認識ならいいんですが、物凄いものが来た!という感じにいちいちなってしまいます。
まとめ
以上のようなことから名古屋では他で盛り上がったものを持ってくるのが一番効果的です。
東京、大阪で流行ってるものしか安心して「この店いいよ!」と言えないんですよ。
逆に主体的に判断しないから、いつまで経っても一昔前の物が流行ってたり、崇拝していたりする。
スターバックスなんかもうただのコーヒー屋なのに、名古屋ではスタバのコーヒー片手に、おしゃれだと思ってプリプリ歩いている人がいる。(そもそも歩きながら飲むなって感じですが。)
このパターンをもう企業側も分かってて、企業戦略になっちゃってると思います。
ではではー。